
東京電力福島第一原子力発電所事故により、大量の放射性物質が環境中に放出されました。放射性物質は食品や飲料水にとどまらず、農地土壌、上下水道汚泥、焼却灰など私たちの身の回りの様々なところで検出されています。
当検査機関では、2台のゲルマニウム半導体検出器により放射性物質の測定を行い、迅速に測定結果を提供いたします。
併せて、焼却施設の排ガス中の放射性物質の測定や海外への輸出品などの放射性物質の測定にも対応しております。
さらに、サーベイメータによる校庭や公園、または焼却施設などの空間線量率の測定も行っております。
検査の依頼様式
(1)食品用(pdf、word)
(2)食品以外用(pdf、word)
ダイオキシン類対策特別措置法では、ポリ塩化ジベンゾジオキシン、ポリ塩化ジベンゾフランにコプラナーPCBを含めてダイオキシン類と定義しています。
このダイオキシン類は、化学物質の合成時や燃焼過程で生成されるもので、高い毒性を持っているため、生体機能に重大な影響を与えるといわれています。当所では水、土等の各種媒体中のダイオキシン類分析を行っています。
私たちヒトを含む動物や、植物、あるいは細菌やカビ・酵母などの微生物など、全ての生物はDNA、RNAなどの核酸やタンパク質など、様々な生体高分子により構成されています。
分子生物分析では、それらの生体物質を対象とすることによって理化学検査とは違った視点から検査を行ないます。
当所では、「遺伝子組み換え農作物(GMO)」や「コシヒカリBL判別」をはじめ、「(食品アレルギー)特定原材料」や「米のタンパク質組成」などの分析・検査を行なっている他、「コイヘルペスウイルス」、「ノロウイルス」などの検査にも対応しています。