佐渡の湧き水 貴重な自然をたずねる
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小木半島ジオサイトこわしみずしゅくねぎはくさんまるミニ情報概 要122  小木地区に位置する「強清水」の由来は諸説ありますが、水質の硬度が高い(方言でこわい)、日照りでも、地震がきても涸れない強い水などから、そのように呼ばれるようになったのではないかといわれています。 湧水は石枠組みの中に溜められ、水位が一定に達するとオーバーフローして水路に流れる仕組みになっています。付近にはポンプが 2 台設置されており、揚水して小規模水道として各戸に供給されています。地域にとって貴重な水源であり、鎌倉時代にこの地に人が住み着いて以来、大切にされています。す。 湧水周辺には、旧宿根木小学校校舎を利用した佐渡国小木民俗博せん物館があり、日本初の完全復元千ごくぶね石船「白山丸」が展示されていま図 24-1 湧出状況図 24-3 遠景(白○は、湧泉の位置)図 24-2 千石船「白山丸」㉔ 強清水24 強清水

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