187 ○ バス停からの徒歩移動距離 公共交通機関を利用して、最寄りのバス停から湧泉までの徒歩移動距離を示す。○ 所要時間(自家用車) 自家用車を利用して、両津港から湧泉に至るまでの、おおよその所要時間を示す。 一部、徒歩での所要時間を示す。○ 必要採水器具 湧泉によって湧出の仕方は様々であり、直接湧水を汲めない場合に、あると便利○ 服装 湧水を汲みに行くときの望ましい服装を例示。道路沿いにある湧泉は身軽な服装○ おすすめの時期 湧水散策をするのに適した時期を紹介。 湧水は常に湧出しているが、地点によっては冬季に行くことができなくなる。ま○ 湧水の水質 ・ 気温 調査時の湧出現場での気温を示す。 ・ 水温 調査時の湧水の水温を示す。 ・ pH 調査時の湧水の pH を示す。pH は水素イオン濃度指数を示し、水溶液の酸性、 ・ 電気伝導率 調査時の湧水の電気伝導率を示す。電気伝導率は導電率ともいい、電気の流れな器具を示す。採水容器はペットボトルやポリタンクを想定している。 でも構わないが、地点によっては周りが湿地や薮になっている地点もある。このため長袖、長ズボン、長靴、帽子などを基本に考えている。また、湧泉によっては登山用の服装・装備が必要な場合もある。た、湧水が農業用水に利用されているものについては、灌漑期に配慮が必要である。 アルカリ性(塩基性)の度合いを示す数値。pH=7 は中性で、湧水の pH は 6~8のほぼ中性を示すことが多いようである。水中に溶けている二酸化炭素(遊離炭酸)と各種の塩類などの割合によって pH 値が決まる。やすさを表す数値。一般にミネラル分などが溶けているほど値が高くなる。単位は mS/m(ミリジーメンスパーメーター)で、湧水は 10~50mS/m を示すことが多いようである。 本書の読み方(詳細版)
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