-)の 8 成分を測定し、ヘキサダイアグラム(p.171 参照)-、SO42-、NO3188 ・ 大腸菌 調査時に採水した湧水中の大腸菌の有無を示しており、大腸菌が不検出(陰性) ・ 一般細菌 調査時に採水した湧水中の一般細菌の数が 100 個 /ml 未満のときは○、100 個 ・ 理化学項目 湧水の理化学項目検査について、夏の調査では 45 項目、それ以外の 3 回の調 ・ 湧出量 調査時の湧出量を示す。単位はL/ 分(リットル毎分)で、1 分あたりの湧出○ 湧水の特性 湧水に溶存している主要イオンである陽イオン(Na+、K+、Ca2+、Mg2+)、陰イ 33 湧水の特性については、佐渡の湧水特性(p.168 参照)に示す。○ 湧泉環境 ・ 地質 佐渡市教育委員会社会教育課ジオパーク推進室から協力を頂き、湧泉周辺の地 ・ 湧出機構(推定) 湧水がどのような機構で湧出しているのかを、地質調査をもとに推定して示す。 ・ 植生 湧泉付近の植生を、植生調査をもとに示す。のときは○、陽性のときは × で示す。大腸菌はほ乳類や鳥類の糞便に由来するものが主だが、土壌・穀物等に由来するものもある。ヒトに無害なものが多いが、疾患の原因となることもある。大腸菌が陽性の時は、湧水が動物の糞便等によって汚染されている可能性が考えられる。水道水質基準を満たすには不検出であることが必要となる。/ml を越えたときは × を示す。一般細菌とは、いわゆる雑菌のことで、清浄な水に少なく、汚濁された水ほど多い傾向にある。ヒトに無害なものが多いが、疾患の原因となることもある。1ml 中に 100 個以内であれば、水道水質基準を満たすことになる。査は 10 項目の検査を実施した。上述の一般細菌及び大腸菌を除いた項目中で水道水質基準に全て適合しているときは○、1項目でも適合していないときは ×で示す。各項目の説明は巻末資料の水質検査項目解説(p.194 参照)に示す。 量を示す。オン(Cl-、HCO3を用いて湧水特性を図に示す。また、年間を通して湧水の特記事項を示す。質調査を行い、周辺地質図等(新潟県(2000).新潟県地質図 (2000 年版 )、地質調査所(1992).相川及び長岡の一部(佐渡島))をもとに示す。 本書の読み方(詳細版)
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