佐渡の湧き水 貴重な自然をたずねる
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191 震災等の非常時における飲用判定(井戸水等由来の飲料水)(「震災等の非常時における水質試験方法(上水試験方法-別冊)」から一部引用)「震災等の非常時における水質試験方法(上水試験方法-別冊)」.図 1 を転載引用:「震災等の非常時における水質試験方法(上水試験方法-別冊)」.表 1 を一部抜粋して転載1 非常時における飲用水 日本水道協会から「震災等の非常時における水質試験方法(上水試験方法-別冊)」(以下、別冊という。)が出版されており、そこでは、大規模災害が発生した場合、浄水場や配水管等の水道施設が損傷し、給水が継続できなくなることが想定されている。そして、その中で応急給水とともに水道施設の復旧作業が進められる(図 1)が、災害の発生から復旧に至るどの段階においても、飲用する水の安全を確認することが求められている。図 1 地震等発災後の飲用水確保及び給水の復旧と水質検査 非常時において、水道水や応急給水が得られない場合には、それ以外の水が飲用水として使用されるとしており、①ボトル水、②水道水由来の水、③井戸水等由来の水の 3 つに分類されている。ここでは、③井戸水等由来の水に着目した飲用判定のフローを紹介する。ただし、飲用可否の判断は自己責任で行うものであることに注意が必要である。表 1 復旧過程における飲用水と水質試験巻末資料 震災等の非常時における飲用判定(井戸水等由来の飲料水)

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