佐渡の湧き水 貴重な自然をたずねる
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192「震災等の非常時における水質試験方法(上水試験方法-別冊)」.図Ⅰ-2 を転載2 井戸水等由来の飲料水 井戸水、沢水、湧水などが由来の飲料水は、消毒等浄水処理がなされていないため、汚染特に病原微生物による汚染がないことを確認する必要がある。井戸水(浅井戸)や湧水では、周辺に生活排水処理施設、家畜飼育場など汚染源となりうる施設がないこと、沢水では、上流部に人家等がないことを確認し、汚染の可能性が高い場合は、測定結果にかかわらず飲用できない。 次に、飲用判定のフロー(図 2)および測定項目と判断基準(表 2)を示す。井戸水等由来の飲料水外観、臭気濁度2 度以下大腸菌味・外観飲用可 図 2 井戸水等由来の飲料水の飲用判定フロー異常異常なし2 度超過検出検出せず必要に応じて実施pH 値、電気伝導率水温異常なし参考のため実施硝酸態窒素マンガン問題なし飲用不適異常異常なし飲用不適飲用不適飲用不適飲用不適異常飲用不適問題あり巻末資料 震災等の非常時における飲用判定(井戸水等由来の飲料水)

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