198 27 塩化物イオン 海水に多く含まれている成分であり、陸水中への由来は海水の浸透、風送塩の影28 カルシウム、マグネシウム等(硬度) 硬度成分の多少により、軟水、硬水の区別があり、わが国では一般的に 100 29 蒸発残留物 水をそのまま蒸発乾固した時に残る物質の総量を表す。カルシウム、マグネシウ30 陰イオン界面活性剤 陰イオン性の親水基を持つ界面活性剤のことで、石鹸、洗濯・台所用洗剤、化粧品、31 ジェオスミン 微生物(ある種の藍藻類と放線菌)が産生するかび臭物質の一つで、純カビ臭を32 2- メチルイソボルネオール 微生物(ある種の藍藻類と放線菌)が産生するかび臭物質の一つで、墨汁のよう響、温泉の混入、家庭排水、工業用水、農業用水の混入等が挙げられる。高濃度の塩化物イオンにより鉄管などの腐食を促進する傾向がある。mg/L 以下を軟水としている。カルシウム、マグネシウムは地質に由来し、コンクリート構造物からの溶出、海水、下水の混入によっても硬度は高くなる。硬度が高すぎると胃腸を害して、下痢を起こす場合がある。ム、ナトリウム、カリウム、ケイ素、塩化物等が代表的な物質で、ほとんどが地質に由来する。基準値を超えても健康への影響はほとんどないが、味に影響する。また、配水施設に腐食やスケールを生じることがある。 医薬品、製紙等に使用されている。洗浄の目的からはなはだしく逸脱しない限り人の健康を損なう恐れはないとされている。環境水中ではその発泡性が問題となる。 呈する。水中にごく微量に含まれていても感知される。魚毒性、変異原性は確認されていない。かび臭物質には、他に 2- メチルイソボルネオールがある。な臭いを呈する。水中にごく微量に含まれていても感知される。魚毒性、変異原性は確認されていない。かび臭物質には、他にジェオスミンがある。 ほ~、なるほど!巻末資料 水質試験項目解説
元のページ ../index.html#204